Z2P-08

依存症?(2001/11/30)

ここ数日、550ページの文庫本を持ち歩いていた。往復の電車で読むためだ。この厚さになると、上着のポケットには入らないし重さもバカにならない。つくづくpalm文庫のありがたを感じた。著作権の問題をクリアし、古書流通にも対応したファイルフォーマットを開発することができれば、新刊書でもPDAで読めるようになるかもしれないし、そうなって欲しい。

 昨日会社にprismを忘れてきたために、新聞を読むことができなかった。新聞を手にとることすらしなかった。テレビでは、星座占いと流行アイテムと天気予報だけチェックするのが習慣になってしまっているのだ。完全にprismに依存している自分に気付いた。MI610を持ち歩いていたときにも十分依存度は高かった(未だに断ち切れていないことについては別の機会にまとめたい)が、prismになってからさらに密着度が上がった気がする。その小ささと動きの軽さが理由だと思う。この軽快さこそがPDAの命だと思う。付加物をいろいろ付けて「使いこなす」ことは面白いが、使う機会が減るのでは本末転倒だ。

 たまたま、阪神電車でザウルスMI-E1(E21だったかもしれないが、女性の持っているPDA、アドレスやスケジュールが並んでいる可能性があるもの、をのぞき込む度胸はpanheadにはないので、確認はできなかった)にヘッドフォンをつないで、PDA&MP3&阪神電車をエンジョイしていた。ヘッドフォンとレザーケース入りザウルスは京極夏彦の本を持ち歩くくらいの覚悟が必要そうだった。「同士!」と思ったが、「あれじゃ、長続きしそうにないな」という感じもした。そう、電車でノートパソコンを開いている若おやじと同じ香りがしたのだ。それは、揺れる電車の中でザウルスを使ってメールを書いていた自分と同じだ。無理が有ると長続きしない。携帯メールの出現と共にザウルスのメールはほとんど使うことがなくなり、ebk・txtブラウザーになってからだった。急激に依存度が上がったのは。タイミング良く、TTVブックリーダーが発表され、青空文庫が立ち上がった。これがなかったら、ザウルスは会社の机にしまい込まれてアドレス&スケジュール管理マシンに成り下がっていただろう。

 話は変わるが、せっかくのpalm機のコンパクトさを打ち消してしまうヘッドフォンを持ち歩くことが長続きするとは思えないが、どうなんでしょう。CLIE-Nシリーズをお使いのみなさん。実際にMP3ファイルを聴くのに使ってますか?

POOK正式版

重複情報になってしまうとは思いますが、POOKの正式版が発表されました。ARCHITUMP様のサイトでダウンロードできます。アプリケーションサイズが163Kというのが、外部メモリーを使えない環境では厳しいかもしれません。panheadなんかが推奨するまでも有りませんが、青空文庫のルビを活かしてくれるのは大変嬉しい仕様です。それと、かなりフラストレーションの溜まった機能欠如「テキストをコピーできない」を克服している。素晴らしい。ここでテキストをセレクト・コピーができれば、そのまま辞スバ(国語辞典)で文字を検索したり、辞スパ(漢和辞典+漢字ルーペで漢字を精密に表示することも可能になる。

springboard/CFメモリカードアダプター用新ドライバ開発。

 開発ご苦労さまです。こうしょっちゅうだと試してみるのも面倒になってきた。環境が変わるだけでスピードが変化するようなので、意味があるのかどうかわからないが、時間ができたらパフォーマンスチェックをしたい。


続セール情報(2001/11/29)

パーム コンピューティング スペシャルプライスキャンペーン

「日本全国 みんなでPalmTM 大作戦!」開始のお知らせ
期間中、m100を4,900円、m500を24,800円、m505を34,800円で提供

 ということらしい。deluxeが9800にもびっくりしたが、m100の4900円にも驚いた。とはいっても、「palmOS機として一番安い」という称号をDeluxeから奪ったm100ではあるが、「実用になる機能を持った一番安いpalmOS機」ではない。visorDeluxeのインパクトは「8M、16Mhz、拡張スロット、USBクレードル標準添付のpalmOS機が1万円を切った」ということにある。

 しかし、はっきりいってメモリが2Mのm100に価値はないと思う。初心者が「お試し気分で」買っていいような代物ではない。「m100はXX用にしか使わない」という見切りと割りきりのできるゴリゴリのパワーユーザーでなければ手を出してはいけない。このページを読むような人なら大丈夫と思うが、palmを使ったことのない人には絶対に勧めてはいけない。「palmでできるこんなこと」の大半ができないのでは、すぐに使われなくなってしまうことが目に見えている。

 m505の34,800円というのも意欲的といえる。clieのTシリーズに真っ向勝負をいどんだ敵対的価格付けといってもいい。ネガティブに考えると、Tシリーズが出たためにこうせざるを得なかっただけともいえる。さらにいうなら、この価格付けが可能ならば、劣勢が明白になる前にやっておくべきだった。CLIEのNシリーズに対抗してこの価格が付けられていたらかなり善戦できたんじゃないだろうか。もちろん、採算がとれるということが前提ではあるが。

 とにかく、PS2も29,800円になったし、1000万もの貯蓄を持っていない我々(panheadだけ?)には銀行のチェックオフ開始なんて元々関係ないし、不景気も悪いことばかりじゃない。小遣が減っても、購買力は下がってないって事だからね。さあ、ボーナスの出たみなさん。visor Edge(19800+アルミカバー)、CLIE T600(39800円)、palm m505どれにする?panheadのおすすめはplutinum(14800円)。「モノクロならplutinum+CFカードアダプター+CFメモリカード、カラーならm505+SDメモリカード。」というのが、このボーナスでのベストバイか。※SONYのパソコンを使っている人は想定外です。

もちろん、上はpalmOS機を買うという場合です。「買わない」ことがベストバイかもしれません。子供や家族へのお年玉やクリスマスプレゼントに響かない程度で考えましょう。

すでにvisorを持っている人にはMatchBookDriveはけっこうお勧めです。送料込で3000円以下で入手が可能です。MatchBookDrive+32Mでも6000円程度ですね。これなら家族へのプレゼントも可能。


お詫び(2001/11/26)

セール

 下に書いたものはPalmVxでした。palmIVなんて機種は存在しませんでしたね。20Mhz・メモリカードスロットなし・OS3.5という仕様は、実用上問題はないと思う。しかし、シリアル接続ってどうなんだろう。

 興味を持って眺めていた人物は朝一に並ぶことを諦めていたようだ。良かった。なんだかんだいっても、頭が固まってしまった人間にgraffitiを覚えさせるのは無理だと思う。パソコンのカナ漢字変換やソフトのショートカットすら覚えられない人間には、palmは無理だと思う。「シンプルなパームは万能選手」的な表現は大嘘だと思う。本当に、シンプルでやさしければ、「初心者」や「ベテラン」なんてないって。だって、冷蔵庫や洗濯機を使うのに「初心者」を名乗り教えを請う必要なんかない。


セール情報(2001/11/22)

palm

 大阪JR梅田駅の北側にできた、ヨドバシカメラの広告を会社の人が持っていた。見せてもらったらpalmのIVかなにかが7800円だった。勿論、限定数なので開店ダッシュが必要だろうが、7800円は安い。とりあえず、人に勧めておいた。「つかえない」と投げ出すであろうことが目に見えているけどね。もし買ったとしてもサポートする気はないから。ちなみに、panheadがprismを使っていることを知っているのは、会社では数人だ。会社のデータは入れたくないしね。

 ヨドバシカメラのサイトを見たら、カシオのラジェンダが29800円だった。こりゃ、CLIE-T600を持ってしても厳しいだろう。

GAME2題

 XboxとGameCubeがアメリカで発売されて数日。Xboxは30万台GameCubeは70万台近くを売ったらしい。クリスマス前の需要期を逃さず発売できてホッとしたことだろう。この需要を逃さずに供給できるか、年明けまで需要が続くかがプラットフォームとして生き残れるのかどうかの試験紙になるだろう。panheadからは意外な感じがするが、アメリカではXboxとGameCbeの市場ははっきりと分れているらしく、発売時期が近いことによる競合は少ないらしい。日本で、GameCubeが事実上PS2に負けたのと好対照だ。飽きっぽい日本のユーザーと根強い愛好者のいるアメリカとの違いだろうか。

 そんな、飽きっぽい日本のユーザーであるpanheadだが、また新しいものに飛びついた。プレイオンラインでFFXIのベータテスターを募集していたので、応募した。常時接続環境とたまたま買ったPS2LINUXKIT(これがまた日本人的購買パターンだな)が活用できる。FFXIはオンラインRPGなので、接続環境とHD、キーボード、マウスが必要なのだ。キーボードとマウスはUSB標準のものが使えるらしいが、HDは専用だ。PS2をHDにつなぐアダプターがイーサーアダプターを兼ねているので、adslとHDを持っているなら追加投資はストレートケーブル一本でいい。


(2001/11/21)

adlsトラブル

 昨晩、突然adslが切れた。plalaのハードウェアトラブルだったらしい。おかげで寝不足だよ。朝になっても回復していなかった。


とうとう(2001/11/20)

CLIE

 ついにSONYがやってしまった。PEG-T600Cのことだ。N600CやN750Cを買った人には「残念でした」と言うしかない。まあ、そんなハイエンドなマシンをお使いのコアユーザーの皆様は、現在使っている機種を誰かに押し付けてでも冬のボーナスで買ってしまうのだろう。CLIEで音楽を聞いているユーザーなんてほとんどいないのだろうから、いまさら「音楽再生のできない機種はいらない」という人は少ないだろうし。

 相変わらず、ユーザーインターフェースガイドラインを無視した(ひょっとしたら規定されていないかもしれないが)独自路線のハードボタンや上下ボタンをさらに矮小化してしまったデザインにはうんざりする。また、SONYは意外にも(昔NEWSというWSを作っていたときには、標準でLocalTalkをサポートする唯一のWSメーカーだった)Macに冷淡で、mac用のPalmDeskTopは添付されていないのもマイナスだ。しかし、サイズやハードウェアスペックは文句のつけようがなく、外部メモリースロットを持ちながらの薄さ・軽さは、正直うらやましい。

 こういうシチュエーションで日本におけるpalmの衰えをかんじるのはpanheadが「遅れてきたpalm初心者」だからだろうか。こういう画期的(といってもいいだろう)な新製品が出ると、マスコミ関係やパワーユーザーはこぞって「また買っちゃったよ」となる。そして、「今度の機種はこんなにいい」と盛んにホームページや雑誌にに書きまくるのだろう。そして、年に何台も新製品を買えない(普通そうだろう)ユーザーの劣等感を煽り立てる。マスコミの場合は旧機種をけなして買い替え需要を喚起することが使命なので当然だが、ファンサイトでも、その意思がなくとも、影響を及ぼしてしまうことがある。

 ちなみに、この現象はパソコンなどでもよくある。つい半年前に買ったばかりのパソコンを使っているのに「このCPUじゃ...」といったことを言う人がいる。その人が使っているのはエクセルとワード、たまにインターネット(WWWブラウジングのこと)だ。そんなもの、3年前の機種だって困らないほどなのに、新機種のCPUクロックが自分のもっているものより倍になると買い替えたくなるようだ。

 そうなると、対応は「気にせず使いつづける・買いかえる・他のプラットフォームにする・使うのを止める」のどれかだ。ヘビーユーザだけが突出して次々に買いかえるものの新規ユーザーは新製品攻勢に恐れをなして近寄らず、ミドルユーザーは劣等感にさいなまれて去っていく。プラットフォームの末期症状といえる。一次期のmacプラットフォームがそうだった。ミドルユーザーの多くはwinへ移行していった。残ったのは最新機種を次々買いかえるパワーユーザーだけという状況になった。macの場合はギャンブルとも言えるiMacで新規ユーザーを開拓し盛り返すことができたが、CLIE T600Cにその力があるかは微妙だ。

 前に書いた、palmサイトの休止もこのプラットフォームパワーの衰えを象徴していると思う。新規のサイトより、更新を停止したサイトのほうが多くなっていく。次々新しい機種に乗り換えられない一般ユーザーには、パワーユーザー様のような華々しいサイトを続けていくことは不可能だ。「自分の持っているマシンも店頭から消えて久しい。新しいアプリケーションを入れることも少なくなった。どんながんばっても、最新機種と同じことはできない。」となると、情熱を保つことは不可能に近いだろう。

 panhead自体は、新鮮に感じることが残っている。元々、新機種を次々買い替えたいほうではないので、新機種の投入による、自機種の陳腐化はない(というより、中古で買ったものなので買った時点で過去の機種だった)。しかし、プラットフォームがなくなるのは、遅れてきた初心者にとっても辛いものがある。

 T600Cの投入でプラットフォームが活気が出るのはよいことだ。その一方で、新OSやSONYのローカル拡張に依存したソフトがメインになったりしては困るとも思う。panheadはprismを買いかえる気は無い。しかし、内蔵充電池の交換が必要になった時に、palmOS機を使い続けるかどうかは分からない。まあ、遅れてきたもののひがみかもしれないが....一つだけ確実に言えるのは、「prismの内蔵電池が長持ちしてほしい」だ。ついでに、「prismの電池交換が5000円以内でできたら使い続けられるけど、10000円以上ならあきらめるしかないだろう」ということも言える。

 内蔵充電池の機種が出始めて期間が短いのでまだ話題にはならないようだが....


(2001/11/19)

しし座流星群

 palmとは関係無いけど、しし座流星群を見た人は多いのだろうか。うちでは、息子(小4)だけが3時に起き出して一人で観測した。5分くらいでベッドに返っていく音がしたので、「あきらめたんだな」と思っていたら、「5分くらいで20個くらい見えた」。20個くらいの流れ星を見て、満足してベッドに戻ったらしい。20個もの流れ星を数分のうちに見ることなんてそうそうできない。ジャコビニ流星群とか去年のしし座流星群でもそんなに見れたことは無かった。

 息子が起き出しているのに、ベッドでぬくぬくしていたpanheadにはうらやましいと思う資格さえないね。

MeDoc追加

 萩原朔太郎の作品をいくつかMeDoc化した。他に、doc化されていない文章についてはdocにした。TidBits-Jが届いていたので、こちらもMeDocにした。MeDoc文庫参照。

家庭内LAN

 adsl接続にルーターをかましたことで、家庭内LANが復活。ついでに、娘のperforma588のtcp/ip接続も設定。あっけなく繋がった。adsl入門参照


(2001/11/16)

発売

 なんだか日記じみてきた。東西で大きなイベントがあった。というか、大きく見せようとMSが画策したものの(少なくとも一方は)盛りあがらなかった。東はWindowsXP、西はxBoxの発売だ。

 秋葉原でのカウントダウンイベントはマスコミの数ほどには盛りあがらなかったようだ。OEMバージョンがすでに発売されていて並んで買いたいようなOSフェチは前もって入手してしまっていたのだろう。それ以外のユーザーは、危険なことに手を出したいと思わない程度に、市場が学習したということかもしれない。それにひきかえ、一月あまりの間に一気に3つのバージョンアップを行なったpanheadのiMacは、バチがあたって不安定から立ち直れない....

 もういっぽうのxBoxの盛りあがりについて、日本に伝わってくるのは局所的な情報でしかない。どれくらいの盛りあがりがあるのかはさっぱり分からない。今日、ゲーム売り場に並んだユーザーの多くは、すでに複数台のゲーム機を持っているコアユーザーだ。PS2やDCのときにも並び、GCのときにも並ぶんだろう。しかし、その数はプラットフォームを維持するのに十分ではない。それは、SEGAが証明した通りだ。今日の騒ぎを取材して「アメリカ経済の救世主となるのでしょうか?」なんて、バカマスコミもいいかげんにしろ。

 一般的にはGCをひかえて見送るユーザーも多いだろう。PS2で満足しているユーザーもいるはずだ。それ以上に多いのは、この不景気と雇用不安のなかでゲームに$400も出す気分になれない人だろう。DOA3の画面がニュースで映っていたが、PS2版と大差は感じなかった。出てくるゲームも同じような種類が多い。レース、スポーツがかなり重複して発売されている。PS2のあるpanheadの家庭ではGCもxBoxもいらないと思うけど、どうなんだろう。って、全然palmと関係無い話題でした。

GC:GameCube,PS:PlayStation,DC:DreamCast

遅れてきたpalmユーザー

 panheadはたまたまこの次期にvisorを入手した。そして、先人の試行錯誤による果実を味わっている。日本語環境やハードの改良で日本でのpalmがやっと実用的になってきたところの美味しいところを横取りしたようだ。

 zdnetpalmのコラムが次々と最終回を迎えていく。今更、新鮮に驚きながらpalmを使っているpanheadは「遅すぎたpalm初心者」だからか。他にも、いろんなところからリンクされている有名サイトが終わるのも良く目にする。終わってなくても何ヶ月も更新が止まっているところも多い。いろんなサイトで「なぜpalmなのか」とか「なぜPDAを使うのか」といった疑問を目にすることが多い。

mail:panhead@draconiaweb.org